FFXII プレイ後感想



うーーーーーーーーーむ。


しょっぱなから難しい声(文字だ)を出しとりますが、それは後ほど。
まずは・・・・・・・

はい。また好きだった人が死にました。もういいです・・・ ナンナノコレ orz
追悼の意を表し、これからレタスを毎日一個ずつ食べます・・・・(無理
うぅ、思いのほかカッコイイおやじだった。彼に纏わる話をもっと知りたかった。
レダスさ〜〜ん カームバーーーーーック

そしてもう一人、好きだったこの人。バルフレア。

エンディングに出ねぇ〜〜〜〜〜 ('A`)、

なんじゃあこりゃあぁぁぁぁぁ    煙草咥えて絶命したろか@ジーパン
パーティーメンバーですぞ?ヴィンやユフィの様な隠しキャラではないのですぞー!?
ちゃんと一年後の姿も拝見したかった・・。 そう思ったのは私だけではありますまい
しかしそんな事は 取るに足らない出来事。一番腑に落ちなかったのは、やっぱアレ。








アーシェ : 「バルフリャァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」



















えっ なに  




















何が起きたの















「あなたがいないと、わたし・・・」 ・・・??  ?????!?
ちょっと待テー。王女がこれほどまで彼に心を移すシーンなんて・・・・あった・・っけ?
自分はまるで記憶にないのですが、やってない重要イベントとかあるのかーーー????
もしやこの謎解きバージョンつって <FFXIII-2> とか出すつもりではあるまいか
てか主人公の立場は・・・ フランは・・・・・・
彼には相棒フランが居るでないの。それを差し置いて何突然w
アーシェさん、ご乱心〜〜〜〜〜


このEDが物語っている気がしますが、FFXII、
そう、全てが唐突。それは突然やってくる
アルティマニアに、『(人間関係や感情の描写を)敢えてぼかした』
という様な記述がありましたが、そこは語りなさい語りなさい。
はしょり過ぎですー。脳内補完に期待せんで下さい自分頭悪いし。
完全に説明不足すよコレ〜。その後は好きに紡げとでも仰るか
プレイヤーはシナリオライターではありませぬ のよ

( ゚д゚) ←・・こんな感じで迎えてしまったエンディング。FFのEDで泣けなかったよードウシヨウ
色々と笑かしてくれたVIIIでさえ(笑)、
EDではまんまと釣られてしまったというに。あのホームビデオは泣けた〜。
しかし最後の最後で凄いオチが用意されていたり♪と、
■のお笑いセンスには到底歯が立たん と妙に感心したものです。おほ冗談冗談
XII ED・・・私的にはちょっと残念でしたね・・・。

ここから先、長くグチグチとやってはおりますが、これらは全て、まだ一周目の感想でございます。
イベントコンプによって初お目見えするストーリーがあるかもですし、
トンチンカンな事を申しているやもしれません。ごめんなさい。
かなり辛辣な批評になりますが、 『ゲーム』 としては普通に楽しめましたよー。




本編について。


む〜〜〜〜ん。
終始無言で旅をしている という印象が、最後まで拭えず。
イベントシーンでも声無しの時が多いからなのか・・・
はたまた、自分が脇道逸れてばかりだったせいなのか。
確かに、私のプレイスタイルってのも若干問題アリですが。
仲間とじゃれ合ったり、誰かが誰かを気遣ったり、という
ちょっとしたシーン(でも大事じゃんかー)が全然ない感じ。
Xでいうところの、

T : 「いっしょに続けよう、オレたちの物語をさ!」

の様な、"仲間なんだ" と強く意識させる要素って重要だと思いました。
こーゆーのに 「ク〜ッ!!!!」 とかシビレちまうモンではないすか!(少なくとも私はこの手にコロリ)
恋愛要素を絡ませろ って事では全くないのです。
CPを知らなかった時分から、FF、大いに楽しめておりましたし。
メンバー同士の絆・結束が浅く見えてしまう分、
プレイしている側としても、キャラへの感情移入の度合いが大幅に減少し。
結果、ストーリーへの理解度までもが下がる。
ゲストやイベントキャラも、突然現れ消えてゆく。そして二度と出てこない。
数回しか名を呼ばれん様なキャラがこう多くては・・・・!
「誰だっけソレ」 「何処だっけソコ」 の連続で、
こんがらがったまま話が進んでしまい、ストーリー全体を把握するのにひと苦労。
しかし こ、これは私の物覚えが悪いせいですか!キャーーーーー!!!!


何故そうしたいのか。何故戦うのか。

ここの部分が特に要約されすぎていて、
この物語の人物達の、心の内や微妙な揺れを理解するのは、
アルティマニアなしでは本当に難しい・・

―――と、私の脳は申しております。誰か取っ替えてクダタイ


召喚獣でさえ、何の脈略もなく唐突にそこに存在し。
・・その場に居る根拠 つか経緯って、何かで語られておりましたっけ?
ストーリー付けようよ〜何かしらの。FFの顔でもあるんだし!召喚獣は。
あっ あの召喚獣は好きでした。ザルエラ!
死の天使・・・腕に抱かれた裸の巫女・・・しかも目隠しってアワワワワ
エ、 エロい・・・。 ヤバイっすよ! だいじょぶかコレ!
いやホント、初めて見た時目ン玉飛び出・・・イヤ。スンマセン

背徳バイオレンス!!!!(錯乱イミフ)

しかしこれもたまたま出くわして、なりゆきで倒す事になっただけの召喚獣でしたが。
相手が召喚獣だという事にも気づかずに。嗚呼
マップとか無駄に広げるより、こーゆートコにちゃんと意味を持たせて下さい〜



上記の流れで、意味のなかった物シリーーーズ。

■飛空挺■
テレポあるし。その時点で終了。
ああ、あれか。七姉妹イベントの為か。。。
実際、その時しか乗りませんでしたよ。貰えたアイテムも、結局使わずじまい。

■ミストナック・召喚獣■
いや、意味なしとまでは思いませんが。
召喚獣 > 弱すぎて使う必要性を感じない
ミストナック > 発動条件がMP消費スタイルだった事により、バトル開始直後の使用ばかり。
【ピンチにキレて、怒涛の一発!】 てな方が自然な気がしたのです。
そして、発動するとMPスッカラカンになってしまう為、倒せなかった際の後のバトルがキツすぎる。
"ミストナックで速攻" か "リセット" か。 これでは戦略とは言えないすよー

■ライセンス■
これも、意味なしというよりも、無駄が多いなあ〜と。
希望のライセンスを手に入れるには、必要のないトコまで発動させなければならない。
必死で溜めたLPを、そうやってゴッソリ持って行かれるのには正直腹が立ちましたわぃ。
更に、FFXのスフィア盤のような、計画を立てながらの育成が出来ぬ仕様。
なんで隠れてるんだー!『意味ない』 んじゃなくて意味がわからーん!

■魔法■
数はやたらと増えておりましたが、実際に使う魔法は ほんの数える程度な気が・・。<補助系
そしてその数種類を掛け合わせれば、ほぼ無敵になってしまうというミラクル。

■トレジャーの中身■
ランダムってなに。意味不。
そして極悪最凶リンクトレジャー。攻略サイトで知りましたが、後の祭りでした・・・・

あー、ここにキャラの名前を書くのは酷なのでやめておきます(笑)
と言いつつ、すぐに↓で書くw
そいでは、パーティーキャラへの感想。



■ヴァン■
・・・・あんた 『空気』 って呼ばれてるんだって? ・゚・(ノД`)
いや〜これほど存在感のない謙虚な主人公も珍しかった!(ゲラゲラ
雑用ばっかに明け暮れた主人公でした。(゚ω゚)オイヨイヨ!   おわし。

いや、これじゃ余りにも酷いか・・・ごめん。
でももっと酷い事書くかも。ごめん(笑
今までの作品では "主人公の成長" がかなり顕著に描かれていたと感じるだけに、
(特にスコールの成長っぷり(前述)は凄かったっすよねv ぶほ)
その辺が地味すぎて、また曖昧すぎてツマランかったです。
手に入れたかった自由ってどんなもんだったの?信念は?覚悟は?目的は?
何よりも、ただ何とな〜く参加して、なりゆき上一緒に居る、
みたいなこの感じ、どーにかならんかったのでしょうか。
これはもうスタッフのせいだぞ! ヴァンは悪くないよねえ・・可哀相な子。(苦笑)
やはり "主人公" というのは、どっしりと重たい大義名分の元、
世界の命運を賭けて勇ましく闘う―――というスタイルの方が、
ベタだろうが何だろうが間違いなく盛り上がる気がス
まぁ、新しいタイプのヒーローだと思えば問題ないですが、
自分は、ファンタジーや憧れるものに対し 『等身大』 の魅力を求める性質ではないもので・・・。



ああそうか。
主人公はヴァンじゃないんだった。



バルフレア : 「俺が主人公だ」

って言ってたっけね最初から何度も! 騙された〜。
えー、ヴァンの演技については、私は特にコメントしません(苦笑

■場流布レア■(死んどきなさいIME)
どう見ても主役です。本当にありがとうございました。
はは・・ とはいえ、やっぱり主人公のタイプではないですな。ヴァンと比べたら、という話(笑)
えー 私が彼を贔屓にしておるのは、ぶっちゃけ、声の効果が大きいです。
これが映像のみだったらワカリマセン。やはり掘り下げ不足な感が否めんのは一緒。
平田さんボイス、彼のキャラに合いすぎです。最高でした。声優さんて偉大だな
ところで22ってなんすか!どーしていつもテキトーな年齢に設定すんの
どぅお〜見たって、もっと行ってるでしょ・・・。レダスの年齢も納得いかん。
ところで終盤、「俺に何かあったら・・・」 なんて事言うから、あなたまで死んじゃうのかと思ったYO!!
あー・・でもそれだったらちょっと泣けたかもしんない。ED。(苦笑

■バッシュ■
ネタにするならこのオジサン、てトコでしょか(笑)
律儀で真面目なナイスガイ。どこかで聞いたキャラぽいですがw、好感持てます。
こういうキャラって、やっぱどっかヌケているのですかねぇ。 日記の方にも報告しましたが、
王墓ガルーダ戦での一件(参考)から、この人見るたび可笑しくて。
そうそう。 「王家に仕える苦労を〜」 なんてなジョークを、
そのカタブツが、頑張って発してましたが旅の途中。
また王女にひっぱたかれるんじゃないかとヒヤヒヤしました(笑) おっさん、無理すんなよ!
おおそうだ。 とあるサイト様に、『バッシュをリーダーにして海辺を駆け回ると
リゾート地ではしゃぎまくるおっさんにしか見えない』 という記事があり。
早速試してみたところ、かなり爆笑でした。わははは

■アーシェ■
これまた一人で暴走するタイプですなー > FFヒロイン : 見た目違えどやる事一緒
うん、慣れてる。慣れてるからいーよ。(ニコリ
「復讐」 を繰り返し唱えるヒロインて怖かったです。どーなるかと思った
いつも険しい表情ばかりしていましたが、ラスラとの回想シーンでの
「―――守ります」
この台詞だけは何故か非常に心に残っています。
政略結婚といえど、似合いの夫婦になっただろうに。
で、最後の 「バルフレアー!!!!」 はナンだ。

■フラン■
尻がいい(笑) いやホント。理想のヒップです。
錯乱時の変貌ぶりに、見てはいけないモンを見た気分にさせられ何故かドキドキしてしまった(笑)
「束縛されるのが嫌いなタイプ」 ってバルフレアの言葉がウケた。

■パンネロ■
可愛いのですが、ちょーーーーーーーっと いや大分印象薄かったかなー。
本筋にあまり絡んで来ないので、勿体ない使い方だと思いました。
えー このお嬢さまの演技についても、私は特にコメントしません。
ただ、眩暈がするほどアレでした。(言っちゃった・・)

ガーーーー!! 女子へのコメントほとんど思い付かない
これは旅の殆どを男×3パーティーで突っ切った、自分の所為なのでございます。
女子は、俗に言う 『レベル上げポイント』 で一気にレベルUPさせただけ。
なので 「あっ 居たんだっけね」 状態で、一緒に旅していた気がしない・・・ギャースマン



味方を書くなら敵キャラも。
ラスボス・ヴェイン戦ですが。




















こ、これは・・・・・・・





















・・『鉄拳』?





















私は・・・・ 『ファイナルファンタジー』 を買ったはずなのですが・・・・・。


















ボス変体はいつもの事ですが、この第二形態・第三形態は一体・・・!?!?!?

筋肉・ボンッ!!!!

血管・ボコッ!!!!

そして何故そう老け込む


こらぁぁぁーーーー!!!! シーモアだってセフィロスだって、
ツッコミどころは多々あれど、最期まで美しいままだったぞー!
ぎゃっ 目まで光った!キラーンて。 わああああああああああ

元がどんな顔してたか忘れてしまうくらい、豪快に変身して下さいましたね。
まさか彼が肉弾戦を仕掛けて来るとは、夢にも思いませんでした。
まぁ、ゲラゲラと非常に楽しめたのでよいです。しかし二周目が不安。
笑い転げちゃって絶対勝てない。

FFXII、特に嫌いなキャラは存在しませんでしたが、
同時に、のめり込んでしまう様なキャラにも出会えなかったですな・・私は。
それでいいのですが。アーロンさんこれ以上裏切れん。

バルフレア&レダスさんは好きでしたが、
心の琴線を一番震わせたのは、何を隠そう・・・


モーグリ


でした。かわいいクポ〜。 (*´д`*)



映像美はともかくとして、今作の音楽。 印象が薄い・・・ような。
耳に残らない、という事は、
それだけフィールドや街にマッチした曲だったのだと言えるのかも知れませんが。
代わって、ドルビープロロジック2の採用&その効果にはびっくりしました。
戦闘中、視点をグルグル動かすと、効果音もちゃんとグルグル付いてくるー!!
こうやって、どんどん進化してゆくものなのですなー。ハ〜感動。。。。
これはかなりの高ポイント。 ハイ、勿論良い所もいっぱいありましたFFXII。


まずはシステムに拍手。好きでした。ライセンス以外は。
シームレスバトルも、違和感なく、よく作られているなと感じました。
ガンビットが特に面白かったです。命令通りに動くと快感〜。AIサイコー
普段、シム達に裏切られ、操られている自分と致しましては尚更、ここは高評価したいところ。
しかし結局、レベルを上げすぎた為に色々な設定・戦略が生かされず、
後半はただドッカドッカとなぎ倒してるだけでしたけど。ハ・・(ちょっと後悔
しかし終盤にてようやくズラリと(必要以上にw)揃うガンビットでしたが、
もっと早い内にこそ手に入ってもよかろうに。初期のバトルはメンドクサかった・・・。
あとは更に細やかな指示が出来たら文句なしです。まだちょいと微妙な、テスト段階のような気も。

やたらとリアルな敵の動きも。
同種同士で戦っていたり、攻撃すると加勢しに集まって来るあたり、、
まるで意思を持って生きている様で気持ち悪・・・じゃなくて感心しました。(笑
『その場から動かない』 今までのスタイルとはまた違った面白さがありますね。
どちらが好き、という事ではありませんが。

あとなんだっけ・・・とあるガリフ族の台詞に感動した覚えがありますぞ。
感動したのに、誰の台詞だったか忘れてしまいサイテーですが(笑)
脇キャラどころかエキストラみたいなキャラに担当させてどーするのっ
ちゃんと本編で、主要キャラの言葉で感動させて下さい。次回は。

FFってのは、シリーズこなした分だけ楽しめるんだろなー
今回特に、過去作にリンクしていると思われるイベントや音楽が随所にあったのですが。
しかし私は初期FF未プレイゆえに、詳しい事まではよぅ分からず。あーぐやじい
全部プレイしていれば、嬉しさも加わり、また一味も二味も違うのでしょうね。
・・・と。これが既に罠なんだ。まぁわざわざ嵌まりに行くバカが居たっていいすよね ぅぅ
取り敢えずIV・V・VI。 FFコレクション購入だー!


そいや序盤、トラップをライブラで見抜ける事を知らなくて。
「あの赤いの、有ったり無かったりするな〜 なるほどランダム発生なのか〜」






ドカン!!!!




という事が結構ありました(笑) 後にガンビット自動がけに設定しましたけど。
その上で、トラップ付近はメンバー全員下げてひとりで通過するなどして、
かな〜り慎重にやっていたのですが。 問題は、下げられぬゲスト参戦者。
ウチではウォースラさんが何度も何度も・・・
本当に何度もトラップに突進して下さいました。いい加減にしろ(笑)



最後に、 『これがあったら良かったな』 と思う物。
ま、細かいですが、メモ程度に。

■モブリストのソート機能■
見にくかった・・・。せめてモブランク順・討伐前&完了との並べ替えが出来たら。

■武器・アイテムなどのページジャンプ■
一個ずつカーソル動かしていくのはストレス

■カメラのリバース操作■
自分がKH2で設定していたカメラの動きと逆だった為、
慣れるのに時間を要してしまった   というだけの我侭な話ですが。



散々言っておきながらも、実は現在、イベント制覇を目指し再プレイ中
このままじゃクヤシーので遊び倒すのだー!ふんぎゃー
プロットそのものは決して悪い訳ではないので(戦争モノを良しとするかは人それぞれでしょうが)
きちんと膨らませば相応のストーリーに仕上がったのではないかと思うのです。
総プレイ時間を結構要するわりに、物語自体は非常に短かったと感じます。
そして生かされ切れなかった世界観、もったいなー。

今回は偉そうに厳しい意見を並べてしまい申し訳なかったのですが、
全てFFファンとしての真面目な感想です。ゆえに長くなってしまいました。
きっと好みの問題も大きく関わって来るでしょう。私は次回作に期待したいと思います。
"常に新しいものを" ←このスタンスと、スタッフの心意気は評価します。ガンガレー


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