アーロンカプ考

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あの頃の私は、ただひたすらに

『アーロン情報はねえがぁ〜 アーロン情報はねえがぁ〜』

と なまはげよろしく夜な夜なネットを徘徊しておりました。
(今も変わってねえじゃん・・)


一年程前。
恥ずかしながら 『カップリング』 という言葉さえ知らず、単なるアーロンキ●ガイだったあの頃。
大体、寝食を忘れる程に異常にハマッたゲームというものが後にも先にもFFXだけ(多分もう無い)で、
『ゲームの二次創作』 という分野がある事自体、知らなかった訳ですから。



それはそれはカルチャーショックでした。


こんな世界があったのか、と。
アーロン絡みばかりですが一通り巡って来ております。
アロティ、ティアロ、ブラアー、ジェクアー、アーリュ、アーユウ、アールーetc...
いわば真っ白な状態で ダイブした世界、
固定観念など無かった私は 何でもどんとこい!でした。
「誰でもええんか!」 と友人共に言われたりもしましたが―――断じて否!
【アーロン×バルテロ】 なんかには引きます、やっぱ。(当たり前だ)


渋にはリュック (ティも良し?)
若にはブラスカ or ジェクト


という現在に至ったまでには、それなりに色々考えた訳です。
えと ここから先は、完全に自己視点です。決して否定するものではありません。
あくまでも自分の中で落ち着いた ひとつの形。
それぞれのカップリングに 良さというものがありますしね。


まずは若。
カップル云々抜きにしても、二人には相当可愛がられていた事でしょう。
悲惨で凄絶な終末を迎えるという、救われぬ御一行の旅ですが、
あのスフィアに遺った彼等はどれも皆楽しそうで・・幸せそうで。
きっとそのギャップこそが こんなにも夢中になった原因です。
じゃれ合ってるのがすんごくツボだったんですよ。

紛れもなく “愛” なんだなー なんて。

『純粋な愛が根底にあれば、濃いィ絡みも全然オッケーさ!でひv』
な自分は、あちらこちらのサイト様に影響されまくっているのでしょうか(笑
でもそんなに不埒なファインダー越しではないですよね。どのサイト様も。
そして自分の中の思いも。 もっと、なんと申しますか自然な感じ。

ジェクト大好きです。
ブラスカ様も大好きです。
(ウチのシムでは扱いがおかしいかもしれんですが)

どちらに委ねても・・・というか、このお二方が相手では選べんですがな!
誰が欠けても成立しなかった旅であり、一人一人が互いに心の支えだったと思うし。
そういう事情で、ブラアー日記走ってますがジェクアーも突然出て来るかと。
本当は統一性持たせた方が良いのでしょうが、
ここは開き直って好きな様に展開させて頂く所存でございます。
というかシムが勝手に動く事多いし!



そして渋。
(以下、本格的に語ります)

若と違い、 『既に死人』 という現実が常につきまとう訳ですから、
両者にとってかなり辛い恋になるのは必至です。
彼は呪縛に囚われている。 大きな哀しみ、途方も無い闇、癒えぬ深い傷。
それをいとも簡単に吹き飛ばして癒してあげる事が出来るのは・・・・・
私はリュック以外に考えられなかった。

時がぱったりと止まってしまったアーロンを、無理矢理にでも。
強引にでも引きずり上げる、などという芸当は彼女にしか出来ないと。
ルールーは、見た目落ち着いた者同士 しっくり来る気がしますが、
彼女には拭えぬ様に思えます、彼の螺旋。 ん〜一緒に堕ちて行きそうな(笑
でもってユウナは・・・これはまず何より “敬愛するブラスカの娘” 大前提なので
もうその時点で 一歩下がって見ている様に思えます。
ゲーム中では何かと気に掛け、一番優しく接している様に見えますが。
もっと言ってしまえば、ユウナを通してブラスカを見てる。そんな感じさえします。
ティーダっていうのはアレですね、ザナル時代。
二人のやりとりなんか想像すると結構いい感じだったり。
まぁ、公式カプ(ティユウ・ワカルル)がとてもお似合いなので、
そっとしておいてあげたい というのもありますれど。
(時々悪魔が囁きますが)

はい、妄想エスカレートしていきますよ〜

アーロンは取り憑かれている。思いに。これは書きました。
その存在は、友との約束を果たす為だけのもの。自身もそう思っている筈です。
しかしそこへ突然現れたアルベドの娘。
性格も考え方も全く自分とは異なる少女。
初めはアーロン氏、纏わり付いて来る親子程に歳の違うこの娘を
正直言って 
『鬱陶しい』 としか思ってません。
ですが旅を続け、少女の中の可能性や覚悟に触れる度・・・
自覚の無いまま惹かれていくワケですよ。
ぎゃあぎゃあと言い合いをしてる間に、自身、知らぬ内に。
そう、ジェクトとの関係と一緒です。
眩しくて仕方なかったんじゃないかな。見つめる事も出来ない程に。
アーロンは闇。ならば正に光を体現するリュックに心奪われてもおかしくない。
この辺、単純な理由の様な気もしますが、そんなもんなんじゃないかな。
正反対のふたり。でもすごくよく似ていて。

あの性格です。己の中に芽生えた説明のつかない感情との葛藤を
日々繰り返し繰り返し行った様が目に見える様です。
私は渋の外見や振る舞いを “自然に辿りついた結果” とは捉えておりません。
凄く無理しているなぁ・・と。 この辺の彼の胸の内を想像するとまた泣けて来る・・。
次の世代を導かねばならなかったり、
染み付いた 『苦労人気質』 故にそうならざるを得なかったのかもしれませんが、
本当の彼は別のところにある、そう見えて仕方が無ないのです。
なんにでもいちいち反応してしまう様な、青臭い若の気性、たぎる熱い血・・・
『冷静沈着』 『泰然』 と言われる彼の奥に、そのままの形できっと眠ってる。

「起きて起きて〜!そろそろ出航だよ〜!」

そ!そんな感じで起こして欲しかったんですよ、リュックたん!!
アナタ 今いい事言いました。 (笑

不覚にも辛い人生を送ってしまわれたアーロン。
彼が幸せに笑っていてくれれば もう 本当にそれだけで・・
いいよね、終わったんだから なにもかも。
迷いの無い、手放しの極上の笑顔で

「ああ 幸せだ。」

と彼には言って欲しいのです。
そうして めでたくくっついた後は、それはもう深い深い愛情で。
彼の愛情は非常に分かり辛そうです。
しかし愛の大きさは勿論アーロンの方が上!ええ、もうメロんメロんでw

元々 渋と若を別物とは捉えていない筈なのですが、
カップリングに関しては分けてる・・のかなあ。不思議だ。深い・・・


ぐはあ〜 以上!

『せっそーのない奴っちゃ』
 と突っ込まれる前に ちょこっとだけ書き足しておくつもりが
とんだ長話になってしまい、申し訳ない。
溜め込んでいたんだなぁ、自分。 危険、危険・・
大体 “単品アーロン” 語りよりも長くなってしまう辺り、
どれ程ツボだったのかが自分でも分かる。(笑
いやはや 人間の “妄想” というものは果てしないものですねぇ。

こんなに私を萌え萌えのぐっちゃぐちゃにして下さった
FFX二次創作サイト運営の皆様方、
この場を借りて、厚く厚く御礼申し上げます!


という訳で、
ギップリャ!には渡せませんよ。フフフ。(謎




すんません 楽になりました